
河口家具製作所は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を理解し、
持続可能な社会の実現に向けて取り組むことを宣言します。
人と地球にやさしい製品づくりや働きやすい職場環境、地域貢献を通じて、SDGs達成に貢献してまいります。
また、西日本シティ銀行よりポジティブ・インパクト・ファイナンスの評価を受け、社会的意義が認められています。
今後も誠実で責任ある企業活動を推進し、持続可能な未来を目指します。
すべての人に健康と安全を届ける取り組み


抗ウイルス・抗菌機能付き家具の開発で、安心・安全な暮らしをサポート
光触媒技術を活用した抗ウイルス・抗菌加工を一部のダイニングシリーズに採用しています。
この加工には「日本ナノテック株式会社」製の光触媒塗料を使用しており、2021年より販売を開始しました。
光触媒の働きによって、家具の表面に付着したウイルスや菌の活動を抑制し、日常生活における感染予防に貢献します。
この技術は、2021年に「実用新案登録 第3231037号」として登録されており、今後も効果の持続性をさらに高めるための開発を続けてまいります。
職場事故ゼロを目指す安全管理の取り組み
安全啓発活動を通じて職場での事故削減に取り組んでおり、機械操作に関するマニュアルを作成・周知し、全社員が安全な手順で作業できる環境づくりを推進しています。
また、リスクアセスメントを徹底し、週に一度の職場見回りを実施、
その結果を安全衛生委員会で報告・共有し、改善点や課題について話し合う体制を整えています。
残業削減に向けた生産体制の見直し
多品種加工が可能な機械を導入して生産効率を高めるとともに、多能工育成のためのローテーション研修を進めています。
これにより、欠勤者が発生した際の時間外労働を防ぎながら、部材の共通化で生産工数を減らして作業負担を軽減しています。
また、加工に時間がかかる商品については外注も検討し、全体の作業時間短縮を図ることで残業時間の抑制につなげています。
多様な人材が輝く職場づくりへの取り組み



女性社員の活躍推進と多様性の実現
女性社員の活躍を推進するため、採用の増加に力を入れ、管理者育成を通じて女性管理職の割合を高めています。
性別や年齢、障害の有無に関わらず、すべての人が公平に能力を発揮できる環境づくりに努め、多様な人材が活躍できる職場を目指して取り組みを続けていきます。
外国人材の採用拡大による多様性推進の取り組み
外国人材の採用を積極的に進めており、毎年1名以上の採用を目標としています。現在(2025年時点)4名の外国人材が在籍しており、2032年までに7名以上の採用を目指しています。今後も、年齢や性別、国籍に関わらず、多様な人材が公平に働きがいのある環境で活躍できる職場づくりに取り組んでいきます。
環境負荷の低減と持続可能なものづくりへの取り組み



住まいと地球にやさしい素材への挑戦
環境に配慮した素材を積極的に活用し、持続可能なものづくりに取り組んでいます。
多機能不燃内装材「モイス3」を使用した製品を独自に開発し、2013年に国内で初めて販売を開始しました。
この素材は抗カビ効果を持ち、キッチンボードの天板に採用することで炊飯器などから発生する水蒸気を吸収し、
また、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質を吸着・分解する特性があり、住環境の健康被害防止に貢献しています。
さらに、処分時には解体・回収・粉砕を行うことで、主成分の石灰やシリカはミネラル肥料として、バーミキュライトは有機質肥料の保持剤として再利用でき、最終的には土に還元されることから、廃棄物削減や環境負荷の低減にも寄与しています。
電動フォークリフト導入による環境負荷の低減
気候の安定性や大気環境への負荷を減らすため、事業活動における温室効果ガス排出の抑制と大気汚染物質の削減に取り組んでいます。その一環として、電動フォークリフトの導入を進め、車両の電動化によるクリーンな作業環境の実現を目指し、2032年までに電動フォークリフト導入率50%の達成を目標に、段階的な導入を推進していきます。
SDGs
- 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。
- 新しいウィンドウで開きます。